ポジション別wRAAとは:同じ打席数をリーグの同ポジションの平均的な打者が打つ場合に比べて、どれだけチームの得点を増やしたか、または減らしたか。ポジション平均の打者であれば0。3.0であれば同ポジションの平均より3点多く打撃でチームの得点を増やしたと考えることができる。この表を見て、攻撃面の強みがどのポジションにあるのか、各チームの状況の把握に役立ててほしい。先週(9月12日)時点のポジション別攻撃力はこちらから

パ・リーグポジション別攻撃力


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ロッテは捕手の攻撃力のマイナスが毎週大きく膨らんでいる。全ポジションで平均前後か平均を上回る成果を残してきた攻撃陣だが、ここにきて大きな弱点が生まれている。オリックスは一塁や指名打者といった強打者を配置するポジションで攻撃力が不足。シーズン途中で獲得した外国人選手ランヘル・ラベロの故障離脱は痛かった。

楽天の指名打者は昨季リーグ最高の攻撃力を備えていた。この指名打者の落ち込みが得点力不足にもつながっている。ソフトバンクはマイナスを示す青のポジションが全体的に増えてきた。左翼はジュリスベル・グラシアルが万全であれば大きな強みになっていたはずのポジションだ。

西武は源田壮亮に注目。守備面で他球団の遊撃手に圧倒的な差をつける源田だが、実は攻撃面でもアドバンテージを奪っている。日本ハムはレギュラーポジションだけでなく代打の出来でも他球団に劣る結果に。とにかく打てる選手が求められている。

先週時点(9月12日)のポジション別攻撃力はこちらから


セ・リーグポジション別攻撃力


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阪神は三塁・大山悠輔が昨季ほどの状態に戻らない。優勝を争うヤクルト、読売とはこの三塁の攻撃力で大きな差がついている。ヤクルトは昨季の時点では中堅が大きな弱点だったが、今季はリーグトップの攻撃力をもつポジションに。塩見泰隆がもたらした影響力は絶大だ。

読売は坂本勇人が今季も攻撃面で傑出。岡本和真の台頭や丸佳浩の入団など、主力が同チーム内に登場してもなおチームの最大の柱であり続けている。中日は木下拓哉が主に守る捕手の攻撃力が高い。他球団の捕手とでなく、中日のポジション内で比較しても、捕手はチーム最高のwOBAを記録している。

DeNAは新人の牧秀悟が守る二塁の攻撃力で平均レベルを維持。来季以降牧がさらに成長すれば、このポジションが赤くなっていくかもしれない。広島は鈴木誠也1人への依存が極めて強い状況に。2017年には代打を含む7ポジションが10を超える攻撃力を叩きだしたが、その強みは失われてしまった。

先週(9月12日)時点のポジション別攻撃力はこちらから

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