本サイトで表示しているTempo(投球間隔)は、単純な投球間隔の秒数である。一方MLBのピッチクロックは投手がボールを受け取ってから投球動作に入るまでの時間であるため、本サイトで表示するTempoとは定義が異なる。
Timer Equiv.は、仮に投手が投球してから返球を受けるまでを6秒(リリースまで1.5秒、投手から捕手まで0.5秒、捕手から投手まで4秒)と仮定し、それを除いた中で何秒の投球間隔で投げられているかを中央値で表す。いわばピッチクロックのルール前提での投球間隔の仮想値である。
仮に走者なしのTimer Equiv.が9秒であれば、ピッチクロック(15秒)に6秒の余裕をもって投げられていると判断することができる。
対象は以下4つの条件に当てはまるものとしている。
1.前の投球が見送りストライク、見送りボール、空振りである
2.前の投球が同一の打者へのものである
3.前の投球で盗塁企図、暴投、捕逸、ワンバウンド投球、リクエスト、捕手牽制が発生していない
4.前の投球との間に投球以外のイベント(牽制、ボーク、投球間の盗塁、選手交代など)が発生していない
※投手視点とは異なり、前の投球が空振りである場合も対象に含めている