勝利期待値を基に、各選手がどれだけ勝利期待値を増減させたかによって貢献度を評価する指標。
仮に打者を迎えた際のチームの勝利期待値が40%で、打者を抑えることにより勝利期待値を42%に高めた場合、投手には0.02ポイントが与えられる
平均的な投手のWPAは±0。セイバーメトリクスにおいて多くの指標はプレーした状況に依存せず成績を中立的に評価するよう設計されているが、
WPAはあえてプレーした状況における評価をすることにより同じ抑えることでも勝敗の分かれ目となる重要な場面のアウトをより高く評価し、
試合のダイナミズムを描写する指標となっている。
その一方で、数字の高低は選手の能力以外の要素にも影響されることとなる。
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