出塁率(On-Base Percentage)


犠打・インターフェアを除く打席のうちアウトにならず出塁した割合を表す指標。平均は.330前後。


野球は27個のアウトを奪われるまで永遠に攻撃をし続けることができるゲームであるから、アウトを奪われないことは決定的に重要である。セイバーメトリクスではこのような観点から、出塁率を最も本質的な指標のひとつと見ている。当然、得点との相関関係は打率よりも高い。


また出塁率の高さは従来あまり注目されてこなかったため出塁率の高い選手は貢献度のわりに年俸が割安であり、マイケル・ルイスによる著作『マネー・ボール』の中では、高い出塁率の選手を集めることが安くチームの攻撃力を上げる方策として取り上げられた。



もっとも出塁率は出塁の割合だけに注目する指標であるから、出塁の内容として四球やシングルヒットが多い選手と長打が多い選手との差を区別しない。出塁率に長打率を足し合わせるとOPSと呼ばれる指標になり、打者の得点への影響をより総合的に表すことができる。また近年ではwOBAという指標が開発されており、これは得点期待値の原理に基づいて安打や四球など各項目を重み付けし、OPSよりもさらに正確に打者の得点への影響を評価する。


【計算式】

出塁率=(安打+四球+死球)÷(打数+四球+死球+犠飛)

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