ポジション別wRAAとは:同じ打席数をリーグの同ポジションの平均的な打者が打つ場合に比べて、どれだけチームの得点を増やしたか、または減らしたか。ポジション平均の打者であれば0。3.0であれば同ポジションの平均より3点多く打撃でチームの得点を増やしたと考えることができる。この表を見て、攻撃面の強みがどのポジションにあるのか、各チームの状況の把握に役立ててほしい。先週(9月5日)時点のポジション別攻撃力はこちらから

パ・リーグポジション別攻撃力


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ロッテは中堅で素晴らしいはたらきを見せていた藤原恭大が戦線離脱。左翼の荻野貴司が中堅に移るため、空いた左翼でどれだけ攻撃力を維持できるかに注目だ。オリックスは右翼を守る杉本裕太郎が本塁打ランキングトップに。昨季まで平凡な攻撃力だった右翼が今季突然リーグ最高の攻撃力を保持している。

楽天は捕手の攻撃力が今季も大きなマイナスに。長年の問題が今季も解消されていない。ソフトバンクはリチャードの三塁起用が増加。ほぼ平均レベルの現在からどれだけ数字を伸ばせるだろうか。

西武は連覇時には5つ以上のポジションが10以上のプラスを記録していた。現在は捕手以外に大きな強みがなくなっている。日本ハムは全体的にマイナスが大きい。昨季からの変化でいうと、強みとなっていた外野の攻撃力が今季は失われている。

先週時点(9月5日)のポジション別攻撃力はこちらから


セ・リーグポジション別攻撃力


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阪神の右翼は五輪中断前まで平均レベルの攻撃力を保っていたが、佐藤輝明の不調などもあり、この30日間で打率/出塁率/長打率が.176/.240/.286と低迷している。抹消となった佐藤の代替選手でどれだけの成果が残せるだろうか。ヤクルトは代打でも大きくはないが他球団に差をつくっている。特に川端慎吾は代打での打率/出塁率/長打率が.379/.410/.517と素晴らしいはたらきを見せている。

読売は丸佳浩が主に守る中堅のはたらきが伸び悩んでいる。2019年には今季の三塁、遊撃のように大きな強みとなっていたポジションだけに平均レベルにとどまっているのは誤算だ。 中日は2019年には他球団に大きなアドバンテージを奪っていた三塁の攻撃力が大きなマイナスに。高橋周平は例年に比べ打率が落ち込んでいるだけでなく長打も出ていない。

DeNAは一塁を守る2018-19年の本塁打王ネフタリ・ソトの調子が上がってこない。センターラインの攻撃力が弱い分コーナーポジションでカバーしたいが、一塁は平均レベルにとどまっている。広島では鈴木誠也が止められない。鈴木が守る右翼は先週時点で27.2とリーグ全ポジションで最高の傑出度を見せていたが、今週はその数字を33.2にまでさらに伸ばしてきた。

先週(9月5日)時点のポジション別攻撃力はこちらから

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