ポジション別wRAAとは:同じ打席数をリーグの同ポジションの平均的な打者が打つ場合に比べて、どれだけチームの得点を増やしたか、または減らしたか。ポジション平均の打者であれば0。3.0であれば同ポジションの平均より3点多く打撃でチームの得点を増やしたと考えることができる。この表を見て、攻撃面の強みがどのポジションにあるのか、各チームの状況の把握に役立ててほしい。先週(5月23日)時点のポジション別攻撃力はこちらから

パ・リーグポジション別攻撃力


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ソフトバンクは外野手の攻撃力が充実。柳田悠岐が複数ポジションにまたがって、攻撃面で利得をつくっていることもあるが、 栗原陵矢も外野の2番手として高い攻撃力を発揮している。楽天はここまで指名打者のはたらきが-8.3でリーグワースト。代打も-4.7と低く、ポジション問わずとにかく打てる選手が求められている。

ロッテは田村龍弘不在の捕手に今週は佐藤都志也を起用。本日(30日)の試合では1本塁打2四球と結果を残した。正捕手不在の中、攻撃面ではよく持ちこたえている。西武は先週に引き続き森友哉の打棒が爆発。西武捕手の攻撃力はリーグ内で最大の影響力を発揮している。

オリックスは中堅に本職が内野手の福田周平を起用。攻撃面の課題解決に柔軟な起用を行っている。日本ハムはここ最近中堅に新人の五十幡亮汰が定着。ここまでは打撃面でも悪くないはたらきを見せている。現状平均レベルにある中堅手の打撃貢献を維持できるだろうか。

先週(5月23日)時点のポジション別攻撃力はこちらから




セ・リーグポジション別攻撃力


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阪神は新人の佐藤輝明が1試合3本塁打の大活躍。佐藤が主に守る右翼手は0.8と平均レベルだが、 鈴木誠也タイラー・オースティンなどハイレベルな打力をもつ選手と十分に渡り合っている。読売はここにきてスタメン捕手として炭谷銀仁朗の起用が増加。打力ではレギュラーの 大城卓三に劣る選手だけに、捕手の数字がどのように推移していくかは注目。

ヤクルトは山田哲人が守る二塁、村上宗隆が守る一・三塁に続き、 塩見泰隆が守る中堅が素晴らしいはたらき。塩見はWARによる評価でもリーグ最高クラスに。チーム内3ポジションにリーグ最高レベルの選手を保有する状況となっている。中日は両翼の攻撃力不足解決に有力な手立てが見つからない。毎週数値の悪化は進行しており、守備面の貢献があったとしてもカバーしきれないほどの損失となっている。

広島は新型コロナウイルス感染問題を受け非常に苦しい状況。29日の試合で本塁打を放った林晃汰に一三塁の攻撃力アップの期待がかかる。DeNAは21日の試合から伊藤光がスタメンに復帰。2019年にはチーム捕手の攻撃力不足を解決した実績もある。最も打力に期待できる捕手が帰ってきた。

先週(5月23日)時点のポジション別攻撃力はこちらから



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数字からみたプロ野球|1.02 Essence of Baseball のご紹介
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